• いつまでたっても自分探しの旅は途中
ブックチャルカ

10年くらい前に夢中になった糸つむぎ。

羊毛と絹をひたすらスピンドルでつむいでいました。
糸をつむぐことそのものが楽しくて、そこから進まなかったため、つむぎ車には手を出さずじまいでした。
ですがどうしても木綿の糸つむぎはスピンドルでははかどらず…
プラス、このコンパクトなブックチャルカを使ってみたい衝動にかられ、ついつい手に入れてしまいました。

小さな箱の中には糸つむぎからカセあげまでの道具が見事に収まっていて、何度開いても軽い感動を覚えます。

カセあげ
木綿の小さなカセ

今年の夏、藍の生葉染めにするため引越しの際につむぎ道具を詰め込んだダンボールを開いてみると、
出てくる出てくる、ひと昔前につむいだ糸のたば。
まだつむいでいないインド綿のローラッグも出てきたので、久しぶりにチャルカで糸つむぎ。
チャルカの糸車がブンブンまわり、ふわふわの綿が糸になるのが運命のごとくにスルスルと姿を変えて小さなタクワに巻き取られていくさま。
やはり快感なのでありました。


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