• いつまでたっても自分探しの旅は途中
昨年2年生で購入した鉢植えレモン

5月初旬に自作した芳香蒸留水の記録。
芳香蒸留水、フラワーウォーター、ハイドロソルと呼ばれるものです。

2年目の鉢植えレモン。
今年はたくさん花が咲いだけど、まだ実をつける力はないらしく、
花も、花が咲いた後の小さなレモンの子供も次々に落ちてしまいました。
集めてみるとさわやかな良い香り。もったいないので鍋で芳香蒸留水を作ってみました。

芳香蒸留水は精油(エッセンシャルオイル)を作る過程でできる副産物。非常に良い香りのする蒸留水なので、リネンウォーターや化粧水に使えます。
良く知られているのはローズ、ラベンダー、カモミール、ネロリなど。

精油の自作はさすがに難しいけれど、芳香蒸留水ならキッチンで作るのが可能。
芳香蒸留水作りもマイブームの時期があり、ドライハーブのバラ、ラベンダー、カモミール、ローズマリー、ハイビスカス、緑茶、などを試して作ってみたものです。

ちなみに、一番作りたかったのはバラの芳香蒸留水なのですが、精油の材料にされるバラ(ダマスクローズ)と、手に入るバラのドライハーブ(ハーブティー用)とではバラの種類が違うものなので、がっかりな出来栄えでした。

自作の芳香蒸留水でおすすめできるのは、ラベンダーとカモミール。
ラベンダーは出来上がった蒸留水の表面にうっすらと油の膜(おそらく精油)ができたほど。
ラベンダーハーブの手に入りやすさ、香りの良さ、含まれている精油成分の量、なるほどラベンダーがメジャーなハーブになるわけだなと。

集めたレモンの子と花、そして水を鍋に。
蒸し目皿を乗せる。
中央に芳香蒸留水を入れる小鉢を置く。
ガラス蓋を逆さにして、器の中央につまみが入るように設置。
ガラスの蓋だと中が見えるのでちょうど良い。

ちょうど良いガラス蓋、蓋をしたときにガラス蓋に当たらない、ちょうど良いサイズの器、ちょうど良く収まる鍋。
それらの組み合わせを見つけるのが、一番面倒かもしれない。

ガラス蓋の上に氷を置いて、火にかける。
鍋のなかで上がった水蒸気がガラス蓋で冷やされて水滴となり、
蓋のカーブに沿って中央に集まり、器に落ちるしくみ。

とろ火で長くぐつぐつ煮るより、中火以上(あまり強くしすぎると中の蒸し目皿が不安定になるので様子を見て)の火で、少量を素早く作った方がすっきりした香りのものになる気がします。

よくばってたくさん作ろうとすると、一番だし、二番だしのようなもので、あとになるほど香りが落ちていきます。

今回は生の花を使ったので少し青くさい香りがしました。
レモンの花なので、ネロリ(オレンジフラワー)に近いのかも?と思いましたが、残念、ネロリを嗅いだことがありませんでした…。


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